魔探偵コナン〜アナザーバージョン〜



byドミ(原案:泉智様)



(4)



退魔師としても作家としても、新進気鋭の工藤優作が、淫魔の有希子・・・いや、その頃の名はユキといった――と初めて出会ったのは、魔界であった。


魔性という存在は、普段あまり他の魔性と関わりを持たない。
けれど、彼らに社会性が皆無な訳ではなく。
時に友人と呼べる存在や、恋人に似たような存在が出来る場合もある。

人間と同様に、「遊び仲間」のような存在が出来る事も。


ここ最近、魔界でちょっとしたブームになっているのは、魔界に下りた強力な退魔師を数人で協力してやり込めるという「遊び」だった。
人間のようにチームワークを発揮するというよりは。
何人かが時間差で襲い掛かり、「誰が倒すのか」競い合う、ゲームのようなものだった。

これは、退魔師側にとって結構な脅威になっていた。
誰しも、苦手分野というものがあり。
次々に襲い掛かられて弱って来たところへ、苦手な種類の魔性に掛かって来られると、非常に厄介なのである。

退魔師の仕事は殆どが人間界で行われ、魔界にまで下りるというのは、かなり腕自慢の者ばかり。
しかし、腕自慢が逆に狩られてしまうケースが、最近では増えていた。


「優作・・・いやバロン。お前の力は認めるが、今の状況で魔界に下りるのは、いくらお前でも危険なんじゃないか?」
「そうかも知れない。だが、誰かがこの状況を変えないと、我々にも未来がない、そうだろう?」

退魔師として頭角を現し始めた工藤優作は、疫魔に術を掛けられ、瀕死の床にある人の家族から依頼を受けていた。
術を解かせる為には、その疫魔と対峙しなければならないが、今現在相手は魔界にいるようだった。
そこで優作は、魔界に下りる事にしたのだった。

退魔師仲間達からは心配されたが、優作は、今の状況を変えないと退魔師達の未来がないとも感じていたので、危険を承知で敢えて魔界に下りる事にしたのである。


   ☆☆☆


淫魔のユキは、魔界に下りた対魔師達を狩る「遊び」に参加して、かなりの好成績を収めていた。
他の魔性達と互角以上に戦い、その魔性を封じたり滅したりした力のある退魔師達が、ユキと対峙すると面白いように「堕ちて」しまうのだ。
他の淫魔には耐えられた退魔師達が、ユキの魔力の前には劣情を抱き、骨抜きになって行く。
けれど、ユキは彼らを骨抜きにするだけで体を許す事はなく、彼らに止めを刺し引導を渡すのは、別の魔性が行っていた。

ユキは別に、それが面白い訳でもなかったのだが、魔性を人間より下の存在と見て侮るような退魔師達を軽蔑していたので、進んでこのゲームに参加していたのだった。

ユキは淫魔としては非常に変り種で、強い魔力を持ち人間だけでなく魔性も含めあまたの男達を骨抜きにしてきたのだが、一度も男性と交合した事がなかった。

「ねえユキ、わざわざ骨抜きにして置きながら、精気を奪うのは淫夢を見せて、って勿体なくない?まぐわった方が沢山精気を奪い取れるのに?」

淫魔仲間の百合に言われて、ユキは笑う。

「とんでもない。そんじょそこらの男どもになど、私に指一本触れさせるもんですか。私に触れて良いのは、私より強くてなおかつ、うんと上等の男じゃなくちゃ」
「ふうん、でも、爆炎の魔王・モリヤンに言い寄られたのを拒否したって聞いたけど?」
「だって、あの人は、力は強いかも知れないけど顔がね〜。それにあのシンメトリー好きは変態の域でちょっと勘弁だし〜」
「・・・ユキって、面食いなの?でも、夢魔のイサオにもなびかなかったでしょ?」
「だって、あの男は、顔だけじゃない」
「理想に叶う相手としかまぐわいたくないなんて、ユキって変わってるわねえ」
「自分でもそう思うけど、これはたとえ飢え死にしたって譲れないわ」

ユキが笑ってそう言った時、声をかけられた。

「淫魔のユキ。今回の獲物は名高い『バロン』だ。どうだ、参加しないか?」
「バロン?確か彼は、退魔師の中でも力はあるけれど、魔物への偏見はなく人間に仇なす者でなければ狩ったりしないと聞いているけど?」
「そうか、やはり相手がバロンともなれば、堕とす自信がないか。それなら他の誰か・・・百合、お前はどうだ?」

百合が返事をするより早く、ユキは進み出る。

「そうね、バロンの力がどの程度のものか、私も知りたいわ。私に堕ちるのなら、その程度という事よね」

そうしてユキはその「ゲーム」に参加した。


   ☆☆☆


「さすが、若いくせに評判になるだけの事はあるわよね。あの鮮やかな手並み!」

退魔師バロンが、襲い掛かってくる魔性達を次々と退ける手腕を見て、ユキは口笛を吹いた。
何となくくっついて来た百合が、呆れたようにユキを見て言った。

「ユキ、魔性が次々とやられる姿を見て、悔しいとか思ったりしないの?」
「べっつに〜、百合だってそんな事感じないでしょ?大体、私達魔性は、そんな感情とは無縁じゃないの」
「まあねえ、あの中にお友達がいれば、別だけどね」

魔物達にも時に愛情や友情というものはあったりする。
けれど、個人的に興味を持った相手以外には、仲間意識などないのが普通だ。
血縁関係というものがないので、家族愛というものも存在しない。

退魔師と戦うのも、決して「仲間を守る為」ではなく、楽しみの為だったり、自身の力の誇示の為だったり、するのである。


次々と、魔性を倒していく「バロン」を、ユキと百合は黙って見ていた。

「あら。結構イイ男ね」
「そうね。力があってイイ男、ユキの理想通りじゃない?」

百合の何気ない言葉に、ユキはぽんと手を打って言った。

「そうね。バロンが私に勝てる程の力があれば、抱かれてもイイな」
「あらら、それは楽しみだわ。ユキのお初の相手になれるのかどうか」


あまたの魔性を退けて、息ひとつ上がっていない「バロン」の前に、ユキは立った。
自身の淫魔としての能力を前回にし、並みの男なら決して耐えられないフェロモンを放つ。


「今度の相手は、君か?」
「あら。戦うなんて無粋な事、言わないで。ねえ、私の事、魅力的と思わない?戦いなんかやめて、私とイイ事しましょうよ」

ユキが言うと、バロンはフラフラとユキに近付いて来た。
うつろな目付きで、ユキの前に立つ。

「そう・・・イイ子ね・・・イイ夢を・・・・」

ユキはそう言って、バロンの額に指を当てた。
そのままバロンは、ユキとの交合を夢見ながら眠りにつく・・・筈だった。
しかし・・・。

「え・・・?」

バロンは、ユキの体をがっしりと抱き込み、その顔を覗き込んで来たのである。

「君自身が言う通り、君はとても魅力的だよ。どうせ君とイイ事をするのなら、夢の中より、直にの方がずっと嬉しいな」

ユキを拘束するバロンの腕は、優しい筈なのに、ユキが逃れる事を許さなかった。
呆然としたまま、ユキは唇を奪われた。

「ああ・・・イヤッ!」

ユキが暴れると、それを宥めるようにバロンの手がユキの頭と背中を撫でる。
ユキは、自分がバロンに「負けた」事を心のどこかで悟っていたが、それを認めたくなくて、優位に立たれるのが悔しくて、泣きながら暴れた。

バロンがふうと大きく息をつく。

「今日は、ここまでにしよう。この続きは、またいずれ」
「え・・・?」

バロンの腕が解かれユキは解放され、ユキは戸惑う。
バロンは優しい目でユキを見詰めていた。

「な、何故・・・?あなたは、勝ったのに・・・それとも、私に精気を奪われるのがイヤだから、そんな事は出来ないと・・・?」

ユキが混乱して詰るように言った。

「いや、そのような事じゃない。私は君に勝ってなど居ないよ。間違いなく、君に陥落したのだからね。但し、淫魔の魔力にではなく、君自身の魅力に、だけれど。君を抱けるのであれば、精気を奪われる事などちっとも構いはしない」
「じゃあ、何故!」
「君が泣くからだ。嫌がって泣く女性を無理に力尽くでどうこうなど、私には出来ないよ。それが、愛しい女性であれば、尚更だ」
「愛しい・・・?」
「君に、陥落したと言ったろう?だから、君を抱いて我が物にしたいと強く思うが。それ以上に、君を泣かせたくはないのだよ」

バロンの言葉に、ユキはすっかり舞い上がってしまっていた。

「また、来るよ。君がその気になるまで、何度でも」
「あ・・・・・・」

バロンが去ろうとするのを、ユキが手を伸ばして引きとめようとした、その時。
いきなりバロンはユキを抱えた。

次の瞬間、大きな爆炎が2人を包んだ。
衝撃がその場を襲ったが、ユキは全くそれを受ける事はなく。

「ぐあっ!!」

バリアーを張りながらも、同時にユキを庇った為に、ダメージを受けたのはバロンの方だった。

「バロン!!」

ユキが息を呑み、バロンを抱きかかえた。

「こ、この爆炎は・・・モリヤン!?」
「このモリヤン様を呼び捨てにするとは、ユキ、お前も大層な無礼者だな・・・」

その場に現れたのは、以前ユキがその求愛を拒んだ、爆炎魔王のモリヤンだった。

「何が魔王よ!こ、こんな・・・卑怯なやり口!」
「卑怯とは、片腹痛い。魔性とはそういうもの、ユキ、お前にも分かっている筈。力がある事が全て、勝つ事が全てだ!」
「く・・・っ!」
「その男を倒せば、私の名も更に上がるし、これから色々とやり易くなる。ユキに誑かされている間に、ユキもろとも攻撃するのが最も効果的という計算通り、その男は倒れてくれた」
「私を・・・利用したの?」
「それの何が悪い?ユキ、お前は、このモリヤン様の女になるという栄誉を蹴った無礼者、バロンと共に滅してやろうと思っていたが・・・。バロンも馬鹿なヤツ。男を誑かして精気を搾り取るしか能のない女の為に、体を張るとはな」

ユキが、ギリッと唇を噛んだ。
魔王に勝てない事は分かっているが、それでもこの男にただ屈するのは我慢出来ないと思った。
淫魔のユキには、戦闘能力はあまりない。
けれど、敵わなくてもこのまま許しては居られないと、抱えていたバロンを地面に横たえモリヤンに向き直ろうとした時。

ユキを抑え、後ろに下がらせた手があった。

「バロン!?」
「優作、だよ。覚えておいてくれ、ユキ」

バロンは、ユキの前に立ち、手を前に出して力を放った。
冷笑していたモリヤンだったが、その力に自分の体が分解されるのを感じた。

「バ、馬鹿な・・・下賎な人間ごときに、この私が・・・おのれ・・・覚えておれ〜!」

そしてモリヤンは、姿を消した。

魔王クラスの存在が、完全に消滅する事は滅多な事では有り得ない。
消えたように見えても、やがては時を経て復活する。

「覚えておくのは無理だね。あなたが復活するのにおよそ300年ほどは必要だ。その時私は間違いなく、この世に存在していない」

バロンは静かにそう言った。
荒い息を吐き、ゆっくりと膝をつく。

「バロ・・・優作!大丈夫!?」

ユキが駆け寄って、バロンを再び抱きかかえた。

「大丈夫じゃ・・・ない・・・」
「優作!イヤ!」
「ユキ・・・君が無事でよかった・・・」
「そんな事・・・言わないで・・・」
「ユキ、お願いだ・・・人間界の私の屋敷に・・・」

ユキは頷き、バロンを連れて人間界へと向かった。


   ☆☆☆


ユキは、バロン・・・優作を連れて人間界に降り立ち、優作の屋敷を訪れた。
そこは、強い結界が張ってあるが、優作を抱えたユキは、すんなりと受け入れられた。

ユキは優作を寝床に横たえる。

「え、ええっと・・・どうしたら良い?薬とやらを見つけ出して飲ませたらいいのかしら?でも、薬ってどんなもので、どこに置いてあるの?」

ユキが混乱しながらウロウロしていると、優作が苦しい息の下でユキを呼んだ。

「ユキ・・・最期に・・・君の姿を・・・見たい・・・」
「そ、そんな・・・最期だなんて・・・!」
「頼む・・・」

ユキは、自分のみにつけているものを全て、一枚ずつ取り去り。
やがて、輝くような裸身を現した。

「ゆ、優作・・・淫魔の私が言っても信じないかも知れないけど・・・私の姿、見せたの、あなたが初めてだからね・・・」
「ああ。綺麗だ・・・最期に素晴らしいものを見る事が出来て、良かった・・・。触れても、良いか・・・?」

ユキは、優作の傍に立ち、優作はユキの肌にゆっくりと手を這わせた。

「あん・・・」
「・・・滑らかな肌・・・もっと傍に、ユキ・・・」

ユキは乞われるままに、優作の隣に横たわり・・・。
ハッと気付いた時には、優作に押さえ込まれ、上から見詰められていた。

謀られた、と思った時は、もう遅く。
ユキは、優作の腕の中で淫らな声を上げていたのであった。


強大な精気で満腹感を覚えながら、ユキは怒るより先に呆れ果てていた。

「・・・嘘吐き。私に精気を奪われてもこんなに元気なくせに、死んだ振りしたわね」
「いやいや、嘘などついていないよ。ユキに触れて元気百倍、死の淵から復活したのさ」

優作はしゃあしゃあとそう言って、ユキの体を撫で回す。
ユキは、悔しく思いながらも、自分がこの男に堕ちてしまった事実を知ったのである。


   ☆☆☆


その後、ユキは優作の屋敷に居ついてしまい、2人はラブラブな日々を過ごしていた。
優作はユキに毎晩分け与えても大丈夫なだけの精気を持っていたし、お互いに満たし合って、幸せだった。

けれど、2人の間には、「愛」だけでは超えられない種族の違いが横たわっていた。


「工藤、いやさバロン。ユキはんは人間と比較にならん寿命と永遠の若さを持っとる。お前も今は若く精気に溢れとるからええが、いずれ歳い取ったら、精気も衰えるで。そん時どうなるんか、よう考えてみい?」

優作と親交がある、大阪府警の服部平蔵警部(キャリア組なので、若くして警部という地位にある)は、優作とユキの仲を知ると、そう言った。
ちなみに服部警部も、退魔師という裏の顔を持っていて、そちらの通り名は「鬼平」である。

「ああ、それは・・・分かっているさ。いつまでもこのままで居られるとは、私も思っていない」

飄々として何を考えているか相手に読ませず、物事をあんまり深刻に考えているように傍からは見えない優作だが、その実この件に関しては、かなり真剣に考えていた。
ユキの事は真剣に愛しており、生涯一緒に居たい相手と思っているが。
2人の間には、あまりにも多くの障害があった。

優作は、対魔師としても探偵としても大先輩に当たる、英国人のマイク=ロフトに相談をしてみたのであるが。
彼をしても、難しいと眉を顰めさせる大難題であったのだ。

「バロン。お前とユキとの命を同等にする方法は、ないでもない。しかしそれは、永遠の若さと美貌と長い寿命を持つユキに、無体を強いる方向でしか有り得ない。限りある命を延ばしたり、老いる存在を不老にしたり、そういう方向への変化は、無理があるのだ」

優作は項垂れるしかなかった。
自身の属性と命を、ユキに合わせて変える事は出来ない。
2人が共に生きる為には、ユキが魔性としての命も力も永遠の若さも、全てを失う形でしか、有り得ないのだ。

優作としては、ユキにそのような事を強いるなど、とても出来る相談ではなかった。

「まあ、仕方がないか。いずれ私がユキに精気を分け与える事が出来なくなった時は、別れの時。その時までを精一杯過ごすしかあるまい」

優作はそう達観し、ユキには何も告げなかったのだが。
マイク=ロフトの方が、優作が留守の間にユキに接触を図ってきたのである。


   ☆☆☆


「優作、私、大魔女シェリーの元へ行くわ」

優作は、ある日突然、ユキにそう告げられた。

「大魔女シェリー?魔界の奥まったところにある『黒の城』に居ると言う、普段は魔性とすら関わりをあまり持たないと言われる、あの・・・?」
「ええ。人間の女性にして貰いに」
「何だって!?」

普段クールな優作が、動揺してコーヒーを引っ繰り返しながら立ち上がった。

「・・・このままでは、私たち2人には何れ破局が訪れる事は、優作だって分かっているでしょう?」
「だが・・・!君は、人間よりずっと長い寿命も、永遠の若さも、様々な魔力も、全て失ってしまうんだぞ!」
「優作は、魔力を失ってしまった私には興味ない?段々歳を取ってお婆ちゃんになってしまったら、もう愛せない?」
「そんな事・・・!ある訳ないだろう!そうじゃなくて、君は全てを失うと、言ってるんだ!」
「・・・私が人間になって何を失うと言うの?このまま時が経って、いずれ優作を失った後の私が、どうなるのか想像出来て?優作以外の好きでもない男から精気を奪いながら、何百年もの月日をただ、生きている。そういう浅ましい存在になってしまうのよ!そんな未来は、いらない!想像しただけでゾッとするわ」
「ユキ・・・」
「だからね、私は、あなたと共に歳を取り、いずれはあなたと共に土に返る。そして出来れば・・・あなたの子供を産み育てられる、そういう存在に・・・人間の女性に・・・なりたい・・・」


人間界魔界合わせても、魔性を人間に変える術を使えるのは、魔界の奥津城に居ると言う、大魔女シェリーただ1人。

シェリーは同族である魔性達とすら殆ど関わりを持たず、その存在は知られているが、魔界においてすらなぞに包まれる存在だった。
そして、シェリーが「魔性を人間に変える術」を使えるという事を知っているのは、ほんの一握りである。

マイク=ロフトはそれを知っていた。
優作はマイク=ロフトからその話を聞いていたが、それをユキに告げる気にはなれなかった。
けれどユキは、マイク=ロフトから直接その話を聞いて、決心したのであった。


優作は、その術がどんなに危険なものであるかも知っていたけれど、涙ながらに決意を告げるユキを止める事は遂に出来ず。

そしてユキは、シェリーの術で、人間の女性になった。
それと引き換えに、永遠の若さも、長い寿命も、淫魔としての魔力も全て失ってしまった。


人間になると共に「有希子」と名を変えたユキは、優作の花嫁となり、やがて男の子を産んだ。
優作と有希子は、生まれた子供に万感の思いを込めて「新一」と名付けたのであった。




to be continued…?




+++++++++++++++++++++++++


<後書き>

泉さん原案バージョンの続き。
・・・と言っても、今回の話「優作・有希子の回想部分」は、ほぼドミのオリジナルになります。
それにしても、裏で初の優有が、パラレルとは。(いやまあ新蘭に比べて大した表現はしてませんが)

ええっと、今回オリキャラの「マイク=ロフト」さんはですねえ。
コナン世界で最強の工藤優作さんをして、「大先輩」として慕わせる程の相手となれば、かなり限られると思いまして。
で、コナンファンの方なら勿論、どこから取った名前か、分かりますよね?

大阪の彼、顔見世程度にしか出てませんが、この後の伏線に多分なる筈・・・です。


(3)に戻る。  (5)に続く。