解毒剤は愛情?!



By紫様



「2」


ここは、警視庁のとある1室・・・ 
哀ちゃんから、電話を受け取った目暮警部が、しばらく、電話の相手と話をしていると、電話を切り、
「高木君、何も聞かずに、電車でアガサ邸へ、むかってくれ!!なお、この件は、内密の事件だから、署を出たら、とり合えず、この紙に書いた指示に従ってそれから、アガサ邸に向かうように!!」そういわれて、渡された紙には・・・


@哀ちゃん&佐藤くんからの伝言@
※科捜研の実験で使うもので買い物をお願い
・花粉用ティッシュー − 5箱×2組  ・コンドーム − 徳用を、3箱  ・ゴミ袋 90L用 − 1袋
・チョコレート − 3つ  ・お湯ですぐ食べれる食料 & レンジで食べれる食料  − 会わせて、
2人×3日分
※佐藤君からの伝言ーアガサ邸に来る前に、「高木君、じぶんの家に寄って、お風呂に入り、体を洗って、三日分の着替えを持って来てね!」と言っとったぞ 。署から出たら、哀ちゃんからの電話が携帯に入る。それに、出るように。!


と、書かれていたのだった。
買い物の紙をみて、いくら、「科捜研の道具」とはいえ、読んでて、みるみる顔が真っ赤に染まった高木は、
「「哀がいくら、変わり者とは言っても・・・」」と、思う、高木で、あった。

そして、署を出、じぶんの家に寄って、言われたとおりに 事を運び、買い物を済ませ、電車を降り駅を出たその時に、
哀から電話が入った。そして、哀が高木に本当の事の次第を告げると、
高木は、顔を真っ赤にしつつ、それでも、美和子の一大事とばかりに、アガサ邸へ、走り出したのだった。


「3」へ、つづく・・・


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作者様後書き

前置きに2回も費やしてしまいましたが、これからが、楽しみ かも !? です。では・・・。




「1」に戻る。  「3」に続く。