解毒剤は愛情?!
By紫様
「3」
高木が汗だくで、アガサ邸に着くと、行き成りに、哀から、言われた言葉は・・・
「私が思ったより、速く着いたのは良いけど、そんな汗まみれの身体で、レデイを抱くつもりじゃあ、ないわよね??」
と、突っ込み半分、からかい半分の眼差しで言われ、
『だ、だ、抱くって・・・ ★・・〇〜#。@・☆〜・・』
と、顔から火が出て、今にも倒れそうな高木に、哀は
「本当のことでしょ?!」
と、止めを刺した。
此処まで来て覚悟を決めた高木は、取り敢えず、シャワーを借り、準備を整え
工藤邸へ向かう時、高木は哀に言った。
『僕にも美和子さんと 同じ薬を下さい。! 一緒に同じ苦しみを味わいたいのです!。』
そう、言われた哀は黙って薬を差し出す。それを飲んで工藤邸に入った。勿論、鍵は閉めて、・・・。
二階に上がると ベットの上で白いガウン着た美和子がへたり込むように座っている。
自分で自分を抱きしめるような姿でうずくまり泣きながらながら、高木に言った。
「「渉!助けて!!ごめん!本当の私はこんな淫乱じゃあ、ないのっ!!信じてっ!! でも、怖い!初めてなの!どうして良いのか・・解らないのっ〜!」」
相当混乱している美和子を、思わず渉は強く抱きしめた。
渉の愛情が美和子の不安を溶かしていく・・・。
「「来てくれて有難う。・・・」」
今の美和子にはこれが、精一杯の一言だった。
心を抱いて安心させた美和子に渉は
『俺にまかせて、怖かったら俺にしがみついてれば、良いから・・・』
そう言って、美和子をゆっくりと押し倒していった・・・。
「4」へつづく・・・
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作者様後書き
今回の話の構想に、1部某漫画などの参考資料を使用。御了承下さい。
紳士高木!!お姫様美和子!書きたくなったんで、上記です。
次回をお楽しみに!!!
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