東北関東大震災 
           経過記録 : 2011/3/11 - 2011/4 -


 平成23年3月11日(金)

 (初回)
 平成23年3月11日(金) 午後14時46分 三陸沖海底を震源とする
 震度7 / M9.0 の大地震発生。
 周期の短い激しい横揺れが3-4分も続いた。眼前のビルの揺れに恐怖 !!
 水槽の水, 花瓶, 本棚の本類などが散乱しガラスの破壊された所もある。
 ガス, エレベータは瞬時に停止。

 (二回目)
 約10-20分後 余震と思った激しい揺れが再度発生。しかしこれは
 余震ではなく三陸沖の異なる場所でのM7.0の地震であった。
 
 (三回目)
 約40分後 茨城沖にてM7.4の地震発生。

 この三回の地震は揺れが特にひどく
 この後, 宮城/岩手/福島/茨城/千葉を中心に震源地が広範囲に亘り発生。
 (時系列詳細は別表参照)
 
 この地震による最大の被害は
 直後に襲った大津波(最大16m-20m超)による二次災害。
 町ごと波に持ち去られるという信じられない災害が発生した。

 さらに,

 (福島原子力発電所- 6基)
 この地震による二次災害として
 地震/津波で被災した原子力発電所からの放射能漏れという
 大変な事態が発生した。
 3月25日 半径30km以内に対し避難勧告が発せられた。


 平成23年3月12日(土) - 平成23年3月25日(金)
 連日 震度4-6クラスの地震が宮城/岩手/福島/茨城/千葉を中心に
 5-6回/日あり, 緊急地震速報の警告音がテレビ/携帯電話から鳴り響き
 横揺れがひどく落ち着かない不安な日々が続いた。

 この間, 物不足/買い溜めが起こり
 人々は行列をつくり,争って買い溜めにはしる。
 売り切れてなくなったもの ;

 ガソリン/灯油(連日, 車の列/閉店するガソリンスタンド)
 (ガソリン不足の原因は石油精製所が被災海岸線に多数あり被災した為
 23日頃には回復して日常給油できる様になった)
 トイレット・ペーパー/ティシュ/マスク/米/パン類/卵/缶詰 etc.
 その他, ブルーシート/自転車/携帯電灯/携帯ラジオ など。

 計画停電が発表されると・・・蝋燭/ホワイトガソリン/ランプ類が売り切れた。
 電池類,特に単1電池は皆無である。
 計画停電は交通機関の間引き運行/運休となり朝夕の通勤混雑となり
 休業/早退となる会社/飲食店(食材不足も影響)が多くなる。
 また福島原発に影響される関東エリアを5つのグループに分け3-4時間の
 輪番停電となった(この停電は長期化する)。

 23日水道水/野菜などに放射性物質が検出され(雨水に混じる)
 水は乳幼児に使用しないことの報道に・・・
 ミネラルウォーター/牛乳などの飲料水に不足がでる。

 25日は震度3クラスが3-4回と少し落ち着いた様にみえたが。
 夜20時36分 宮城沖で震度4(M6.2)の余震が続きゆっくりとした横揺れがあった。

 平成23年3月26日(土) - 平成23年4月01日(金)
 26日は震度3-4クラスが5-8回と少し落ち着いた様にみる。

 福島原発の新たな問題として高濃度の放射能が海へ流れ出している。
 魚が食べれなくなるの・・・?

 発生時から体感による揺れを言葉で表現するならば,
 ガタガタ(発生時) -> ユサユサ(約2週間) -> ユラユサ(その後) -> ユラユラ

 27日は福島/茨城/岩手沖を震源として震度3-4(M4-5)クラスが6-8回発生。

 28日朝 7:24am 宮城沖の浅い場所で震度5/M6.5が発生。
 余震は震度が小さくなりながら落ち着いてゆくと思われるが
 一日に10回以上発生しており 時々M4-6クラスの大きな揺れも発生。
 震源も浅く, 内陸のエネルギー溜まりの誘発地震も散発的に発生している。
 このまま徐々に終局へ向かうのか・・・発生から3週目に入ったが
 福島原発問題と併行して混乱の日常が続く。

 29日は岩手/福島沖震源の震度3/M4.3が2回と少なくなった。
 7:54pm 福島沖のごく浅い震源にて震度4/M6.4のゆっくりとした(ドンッ ゆーら ゆーら)
 横揺れが発生した。
 一日の発生回数は減少している(6-10 -> 3-4)。
 その後茨城沖震度3/

 30日午前/午後 長野県北部/新潟県にて震度3/M3.xクラスの内陸型地震あり。
 夕刻 福島/茨城にて震度3/M4.xあり。
 夜 8:00pm頃 長野県北部にて震度3/M4.0の内陸型地震あり。
   9:50pm頃 千葉東方沖にて震度3/M5.3の地震あり。
   10:00pm頃 宮城県沖にて震度3/M5.0の地震あり。
   10:20pm頃 茨城北部にて震度4/M5.0の地震あり。
 
 今日は長野->新潟->福島->茨城->長野->千葉->宮城->茨城-> ・・・と
 広範囲に震度3-4クラスの地震が発生した。

 31日微震が頻繁に続いている。
 13:40pm 茨城北部 震度3/M3.9あり。
 16:15pm 宮城県沖にて強い地震発生, 縦揺れの後横揺れあり。
 震度5弱/M6.0であった。
 

 平成23年4月02日(土) - 平成23年4月08日(金)
  4週目に入る。
 1日0時-8時にかけて福島/宮城沖で震度3クラス。
 昼間は皆無であったが
 19時49分秋田内陸北部で震度5強/M5.1
 20時58分岩手沖で震度4/M5.9の比較的大きな地震発生した。

 2日三陸/宮城/秋田内陸/茨城/岩手沖など震度3-4/M3.x-5.xクラスの
 揺れが依然として散発している。
 16時56分茨城内陸南部で震度5弱/M5.0大きな揺れだった。
 プレート境界のエネルギーが解放されたことにより
 内陸に無数に存在する断層がずれる内陸型(直下型)が続くものと推測される(私見)
 内陸型は緊急地震警報もなく突然ドーンと縦揺れの後横揺れが来るので驚く。
 夜に入り茨城北部/栃木北部/福島浜通りで震度3-4/M3.x-5.xクラスあり。
 地球は壊れ始めたのか・・・

 3日群発地震は未だ収まる様子無し。
 福島浜とおり/秋田内陸南部/福島浜とおり/茨城南部/福島浜とおり
 いずれも震度3-4/M3.x-4.xクラスの内陸型。
 16時36分 緊急地震速報あり。福島沖震度4/M5.3
 ここ2,3日この時刻になるとM5-6クラスの地震あり, 何故か・・・?
 21時以降 福島沖震度4/M4.5/茨城北部, 宮城沖にて震度3/M4.x

 4日本日は静かな一日であったが
 17時40分 宮城沖で震度3/M4.8が初揺。
 18時30分 千葉沖震源の緊急地震警報あったが殆ど感じなかった。誤報か?
 TVと携帯の警報音には緊張する。
 20時46分 茨城沖 震度3/M4.1
 
 5日 宮城沖/茨城沖/岩手沖/宮城沖/茨城南部/茨城北部/千葉東方沖
 にて S3-4/M4.x (S=震度 / M=マグニチュード) クラス散発。

 6日午前 茨城沖/宮城沖/新潟中越
    午後 茨城沖/福島中通り/茨城北部/福島沖(S=4/M5.3)
 にて S3-4/M4-5 クラス散発。

 7日午前 宮城沖/茨城沖
    午後 千葉北東部/
    23時32分 緊急地震放送の3-6秒後
    S=6強/M=7.4の強震発生 !!

    大きな横揺れがゆっくりと3-4分続いた, 揺れ幅が大きな横揺れが
    いつ終わるのかと思うくらい続いた。
    震源地は3/11日初回の震源内で, その余震と考えられ
    震源地近くでは縦揺れから大きな横揺れになった。
    一ヶ月目の最後の日 こんな不安な日々がいつまで続くのか ?
    ゆっくり風呂にも入れない・・・ その後, 宮城沖にてM3-4の余震。

 8日 二ヶ月目に入る。
    午前 福島沖/宮城沖/茨城沖にて S=3/M4.x

 平成23年4月09日(土) - 平成23年4月15日(金) ・・・二ヶ月目
   <<< 以下 震度5以上のみ記録する / 震度4以下は場所のみ >>>

 9日福島沖/茨城南部/群馬北部/宮城沖/茨城沖/茨城沖/茨城南部/
    福島浜通り/
    18時42分 宮城沖(S=5/M=5.4)/埼玉南部/種子島南東沖(S=3/M=5.7)

 10日 福島浜通り/福島浜通り/






 北米プレート と 太平洋プレート の蓄積エネルギーが連鎖して発散されたものと考えられる。
 未曾有のこの大地震でプレートは50m以上も太平洋方向へ動き
 北陸海岸線は1m以上地盤沈下した。
 このエネルギーの発散は他のプレートに少なからず影響を及ぼさないのか・・・心配です。
 この平成の大災害による最大の被害は大津波により持ち去られた
 多大な人命と人々の生活の跡です。
 16-20m強の津波は陸地奥までも達し, 人命を含む全てを呑み込み
 跡形もなく家々を持ち去りました。
 山の斜面に押し寄せた波の高さは38m以上にもなったと確認されました。
 更に二次災害として福島原子力発電所の放射能漏れが長く人々を苦しめることとなりました。
 この大震災による死者/行方不明者は2万人前後にも及び
 石巻の大川小学校のような多数の未来ある子供達の将来をも奪い去った悲惨な現実に対し
 人間は何も出来ない悔しさだけが残ります

 
 貴重な多数の人命を奪い去った平成の大災害に対し我々日本人はそれぞれの立場で
 これから永く辛い日々を共有しなければならない ・・・ 


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- 下記 記録は神奈川県居住人によるものである -