土のもつ独特の風合いと有機的なフォルムは、添える草花の輝きを鮮烈に引き出しながらも、

決して単なる器に留まらない圧倒的な存在感を放っています。

作品から発せられる張りつめた気迫や趣は、自らの理想とする造形を様々な試行錯誤を

繰り返しながら希求し続ける作家自身の姿を投影し、芸術の根幹とは何かを問いかけています。