Sweet Pain



byドミ



(4)自覚


わたしが、寮の自室に戻って来ると、園子もちょうど交流会から戻ってきた所だった。

「ねえねえ、蘭!集まりで聞いて来たんだけど!今日食堂で見かけた、内田先輩ね。テニス部なんですってよ!」

園子が、興奮した様子で言った。

「ああ、あの綺麗な人・・・」

園子に言われて思い出す。
今の、帝丹学園高等部の生徒会長をやっている、才色兼備・文武両道の女性。
長い黒髪はわたしと同じだけど、たおやかで凛としたイメージがある、とても綺麗な人だった。

中等部からの持ちあがりではなく、高等部から入学した方で、そういう方が生徒会長になるまでの人望を得るのは、とても難しいのだ。
けれど、その人徳で、圧倒的な人気で生徒会長になったって、聞いている。

「生徒会長で忙しかったけど、テニスの腕もピカイチなんですって!」

園子の、妙に興奮した様子に、わたしは違和感を抱いた。
園子が、女性の先輩に、ここまで入れ込むとは、珍しい事だもの。

「で、内田先輩って、去年、アメリカに2ヶ月ほど、留学したんですって」
「え・・・?」

アメリカに留学、という言葉に、わたしの胸はざわつく。

「でさ。あの工藤先生と内田先輩が、今日、親しく言葉を交わしてたのを、何人かが見たらしいのよね。どうやら、アメリカ留学の間に知り合ったらしくって」
「!」

わたしは、思わず息を呑んでいた。

「あの2人、実は出来ていて。工藤先生、生徒には興味ないような事言ってて、実は内田先輩の為に、ここに教師としてやって来たんじゃないかって・・・って、蘭、大丈夫!?」

話の途中でわたしの方を見た園子の表情が、変わった。

「え?・・・何が?」
「すごい顔色悪いよ?」
「だ、だいじょ・・・」

大丈夫と答えようとして、わたしの意識は一瞬、すっと遠くなりそうになった。

「蘭っ!?」

園子の声が、どこか遠くで聞こえる。
わたしは、ぐらりと傾きそうになる体を、かろうじて支えた。


わたしは、園子に支えられて、どうにかこうにか、掘りごたつの所に座り込み。
園子が紅茶を淹れてくれた。
温かい琥珀色の液体を口に流し込み、ようやくわたしは一息ついた。


「蘭、大丈夫?」

園子が、気づかわしげにわたしを見詰める。

「ごめんね、園子。ちょっと疲れちゃったみたい・・・」
「ううん。気にしないで。あのさ、蘭。わたしはその、あの時直接、会ってないし、名前も元々うろ覚えで忘れちゃったしで、確証はないんだけど・・・」
「・・・ん?」
「もしかして・・・工藤先生が、蘭の王子様なの?」

わたしは、目を見開いて園子を見た。
頷く事も、首を横に振る事も、出来なかった。
園子は、溜息をついて言った。

「やっぱり、そうなのね」
「園子・・・」
「な〜んかね。入学式の時から、何か様子が変だなって、思ったのよ。蘭は、王子様一筋だけど、ちょっとはミーハーなところもあるじゃない?なのに、工藤先生に対して何ていうか・・・単なる無関心とも、ちょっと違うっていうか・・・」

王子様一筋なんて、そんなんじゃない。
前のわたしなら、そう言ってた。

でも。
気が付いてしまった。

内田先輩と親しく言葉を交わしていたと聞いて、気を失いかける程にショックを受けるなんて。

わたし、工藤先生の事、男性として、好きなんだ。
臆病なわたしは、その気持ちに、蓋をしていただけだったんだ。

でも、先生は成人した男性で、わたしはまだ高校生になったばかりで。
とても、手が届かない。

あの頃だったら、あの子供の頃だったら、まだきっと、無邪気に彼に甘える事も出来ただろうに。
あの頃より少しだけ大人になった今は、逆に、立場の違いを思い知らされる。


園子が、わたしを真剣に見詰めて言った。


「ねえ、蘭。わたし達も今年は、一応結婚が出来る16歳になるし。5歳の差位、大した事じゃなくなって来るよ」
「そ、園子・・・」

もうわたしは、「そんなんじゃない」って、言えなかった。

「内田先輩の事だって、単にアメリカ留学で接触があったから、少し親しいってだけの事だしさ。気にする事ないって、蘭!」

園子はそう言って笑い、わたしの肩をバンと叩いた。

「でも。内田先輩は、あんな綺麗で優秀な人だし。それに、先輩は今年で卒業だし、先生と大して差がある訳じゃないわ。もし、もしも、先輩が工藤先生のこと好きなら・・・とても敵わない。わたしなんか・・・」

ついさっき、工藤先生の部屋で一緒に過ごした幸せも、すっかり吹き飛んでしまっていた。

「もう!しっかりしなよ!内田先輩との事は、あくまで単なる噂だし。それに、蘭だって充分美人なんだし、誰にも負けない良い部分が、沢山沢山、あるじゃないの!わたしの自慢の大親友なんだから!わたしは蘭のこと、応援するからね!」

園子の勢いにつられて、わたしの頬も思わず緩む。

「何だか、園子が言うの聞いてると、くよくよ悩むのがバカみたいに思えてくるなあ」
「だって、蘭。こういう事は、くよくよ悩んだって、どうなるもんでもないじゃない。当たって砕けろよ!・・・まあ、今は生徒と教師だし、ライバルは多そうだから、少し慎重にならなくっちゃ、だけどね」


簡単に割り切れた訳ではないけれど。
わたしは今更ながらに、わたし自身の気持ちを自覚した。

まだ11歳だったあの時に、わたしは既に、彼に淡い恋心を抱いていたのだ。
そしてこの再会で、一気に気持が膨らんでしまっていた。

もう、走り出した気持は、止められなかった。
けれど・・・だからと言って、アプローチするなど、考えられなかった。
むしろ、気持ちを自覚した分、彼に近付く事も出来なくなってしまった。



   ☆☆☆



「毛利」
「え?あなたは、高橋君・・・だっけ?どうしたの?」
「ちょっと、話があるんだ。いい?」

入学式から、1週間後。
部活が終わって着替えたわたしは、他校から入学して来たクラスメートの高橋君に、呼び止められた。
そして、体育館の裏に連れて行かれる。

「あのさ。オレ、初めて見た時、ビビビって来たんだ」
「え・・・?あ、あの・・・」
「こんな可愛い子、絶対彼氏いるよなって思ってたんだけど、毛利、フリーだっていうじゃん?だから、思い切って、告白しようと思って」
「こ・・・告白・・・って・・・」
「毛利さん、好きです。オレの彼女になって下さい」

わたしは、驚いていた。
園子からは、鈍いって呆れられるんだけど。
ハッキリ告白されるまでは、気付かなくて、いつもビックリする羽目になる。


「ごめんなさい。気持ちは嬉しいけど、わたし・・・今、お付き合いとかそんな事は、考えられなくて」

今迄にも、時々、告白された事はあった。
でも。わたしは全部、お断りして来た。

以前は、恋とか好きとか、そんなの分からないと言っていたけれど。
今は、わたしの本音はそうでない事、自分でよく分かっていた。

わたしは、工藤先生が好き。

ずっと、彼への淡い想いを抱えていた。
だから、ずっと、誰からの申し込みにも応じなかった。

今は、彼への想いをハッキリ自覚したから、なおさら、他の人とお付き合いは出来ない。


「毛利、彼氏はいないんだろ?」
「え・・・ええ・・・」
「だったら、すぐに結論出さずにさ、ちょっと考えてみてくれないかな?」

高橋君が食い下がってくる。
お付き合いは考えられないって理由では納得せず、引き下がらない人が時々いるけど。
高橋君も納得してくれないみたいで、わたしは困ってしまった。

「無理よ。わたしには、好きな人がいるから」

わたしは思わず、そう答えてしまっていた。

「えっ!?でも、彼氏はいないんだろ!?」
「・・・わたしの片思いだもん。でも、その人以外の人と、お付き合いする気はないから。ごめんなさい・・・」

そう言って、わたしは頭を下げた。
口に出してしまって、自分でも驚いたけれど、後悔はしていない。
わたしは、あの人だけが好き。

「それ、誰?」
「えっ?」
「オレが敵わないような男だったら、潔く諦めるけど。毛利を幸せに出来ないような男なら、絶対諦めないから」

わたしは、目を見開いて固まった。
彼の名を言う訳にはいかない。
迷惑をかけてしまうから。

高橋君が近付いて来て、わたしは思わず後退っていた。

その時。


「オメーら。もう7時過ぎてっぞ。下校時刻だろうが、早く寮の方に戻れ」

突然、涼やかな男声が響いた。

「く、工藤先生・・・!」

今、まさしく思い描いていた彼が、そこに立っていて。
わたしは、心臓が口から飛び出そうになった。
けれど、同時に、先生にすがりつきたい位の安堵感もあった。

帝丹高校の下校時刻は、夜の7時。
図書室で勉強している子も、部活の子も、7時までには高校の敷地から、出ないといけない。
大会前などで特別に許可を得ている部活を除いては。

ちなみに、高校の寮の門限は、特別な部活などで遅くなる届をしている場合を除き、8時。
部活をしている子は、部活が終わって町まで行く暇はないけれど、部活をしてない子は、近くの町まで遊びに行って、寮の門限ギリギリに帰ってくる子も、結構多い。

中学の時は、下校時刻が6時で、寮の門限が6時半だった。
高校生になると、ある程度大人扱いされるが、その分、部活も勉強も厳しくなる。

工藤先生の顔は、心なしか不機嫌そうだった。
部活は終わり、下校時刻を過ぎてもここにいる、不真面目な生徒に呆れているのだろうか?

「寮の門限までは間があるが、高校の敷地からは、もう出ねえといけねえだろうが」
「はい、申し訳ありません!」

わたしは頭を下げた。
でも、高橋君は、むっと押し黙ったままだ。

「高橋・・・?」
「・・・分かりました、センセイ」

高橋君は、憮然とした顔で言った。

「ほら、行くぞ」

先生が言って、歩きだした。
わたしはその後をついて行く。
高橋君も、不承不承といった体で、歩き始めた。

門・・・高校の敷地の中門を出る。
このまま歩けば、寮まではすぐだ。

「高橋、お前は男子寮だから、こっちだろう」
「え・・・でも・・・」
「毛利は、オレが寮まで送って行く」

高橋君は不機嫌を露わにして、工藤先生を見た。

「ま、帝丹学園敷地内だから、怪しいヤツはいないだろうと思うが、毛利は女の子だし、方向音痴だからな。オレが女子寮まで送ってく」

高橋君は、なおも何か言いたそうにしてたけど。
先生に対してそれ以上何も言えずに、男子寮の方へと向かって行った。

それを見送った後、先生は先に立って歩き出した。
わたしは仕方なく、その後をついて行く。

授業で会う事はあるし、高校内では時々見かけるものの、先生と言葉を交わすのも近くにいるのも、久し振りだ。
でも・・・先生の背中は、すごく不機嫌そうで・・・声をかける事が憚られた。


そして、先生は、女子寮の手前で、林の方に入って行こうとした。
わたしは、先生が送ってくれるのはきっとここまでなんだろうって受け取った。

「あの・・・送って下さって、ありがとうございました」

そう言って頭を下げ、寮の方に向かおうとすると。
突然、後ろから腕を掴まれた。

工藤先生がわたしの腕を掴んでいる。
その眼差しが、怒りを含んでいて、何だか怖い。


「せん・・・せ・・・い・・・?」

わたしはそのまま、有無を言わさず林の中に引っ張って行かれた。
足元がおぼつかない中、先生はずんずん歩いて行く。
わたしは足を取られ、つんのめりそうになった。

すると、先生が振り返り、わたしを抱き止めた。

「あ、ありが・・・」

わたしは、お礼を言いかけた。
けれど、言葉が途切れる。

先生はわたしをすぐ近くの木の幹の前に立たせ、わたしの両肩の脇に両手をついた。
背中は木の幹で、前には先生。
そして、先生の両腕がわたしの横に置かれ、わたしは閉じ込められるような形になった。

林の中には月明かりが僅かに射しているけれど、先生の顔は逆光になっていて、よく見えない。

「工藤先生・・・?」
「誰だよ、オメーの好きなヤツって」
「えっ!?」

先生の思いがけない言葉に、わたしは頭が真っ白になった。

「す、好きな・・・人・・・?」
「さっき、高橋に、そう言ってたろ?好きなヤツがいるって!」

さっきの会話、先生に聞かれてしまってたんだ!
わたしは焦って真っ赤になった。

どどど、どうしよう!?
知られてしまう!
先生に知られてしまう!

「蘭!」

先生の声に、身がびくっと強張る。
両脇に置いてあった先生の手が、わたしの頬にかかった。
吐息がかかるほど間近に、先生の顔が近付く。

突然、先生の動きが止まり、手を引っ込めた。

「・・・ごめん。泣かせる積りじゃなかったんだ・・・」

先生が、ポケットを探ってハンカチを差し出してきた。
わたし、いつの間にか泣いてたみたい。
何だか申し訳なくなって来た。

「・・・だもん!」

わたしの声が小さかったからだろう、先生が首をかしげた。

「あ、あれは・・・断る為の口実だもん!わ、わたし、まだ・・・恋とか、お付き合いとか、そんな事、考えられないから!」

わたしは、必死で言った。
それは、嘘だったけど。

先生に気持ちを知られてしまって、うざがられるのは嫌。
だからと言って、他に好きな男の人がいるって思われてしまうのも、嫌だった。

先生は、ふうっとため息をつくと、わたしの肩にこつんと、額を乗せて来た。
あまりの事にわたしはまた固まり、心臓がバクバク音を立てる。

先生に、わたしの心臓の音が、聞こえてしまいそう。

「好きなヤツは、いねーのか?」
「はい・・・」
「今迄、誰かと付き合った事は?」

先生が顔をあげて、わたしの右頬に左手を滑らせながら、言った。
何故、先生からこんな事を訊かれるのか、疑問に思う余裕もない。

「付き合った事なんか、ありません」
「でも、蘭はもてるだろ?今迄何度も告白された事くれー、あんじゃねえか?」

わたしは、先生が言うほど、もててないと思う。
告白された事は、何度かあったけど。

「だ、だから・・・今は、恋とかお付き合いとか、そんなのわたし、分からなくて・・・」
「そっか・・・」

先生は、妙に優しい声で言って、わたしの頬にかけていた手を外した。
ふいと上を振り仰いだ先生の横顔は、とても綺麗で、思わず見とれてしまったけれど。
ポーカーフェイスで、何も読み取らせてくれなかった。

「・・・オレも、余裕ねえな・・・」
「えっ?」
「鍵、渡したのに。オメーはあれから、ちっとも来てくれねえし」
「だ・・・だって・・・」

先生は、またわたしの方を見た。
そして、ちょっと苦笑したような声で、言った。

「もうすぐ、8時。タイムリミットだ」
「・・・先生?」
「帰るぞ」

先生は先に立って、元の道を戻って行く。
わたしは仕方なくついて行った。
寮の建物が見えるところまで来ると、先生は踵を返した。

「明日、部活が終わったら、来いよ。待ってっからさ」
「せ、先生?」
「じゃあな」

先生はそう言って、手を振ってまた林の中に戻って行った。



   ☆☆☆



「蘭!門限ギリギリじゃん!どこ行ってたの、心配したんだよ」
「園子・・・」
「わたしならともかく、真面目な蘭が、部活の後一体どこをふらついてた訳?」
「ま、真面目って・・・そんなんじゃ・・・」

園子は、食堂からわたしの分の食事を持って来てくれていた。
食堂が開いている時間は8時まで。
だから、門限ギリギリになった人は、自室に持ち帰って食事を取る。

園子は、部活が終わった後門限までの僅かな時間、町まで繰り出して門限ギリギリになる事が結構ある。
わたしも、園子や他のクラスメートと一緒に、町まで行ってパフェやハンバーガーを食べる事もあるけど。
1人で出かけた事は、ない。

「そうだ!高橋君が、来なかった?」
「えっ!?」

たった今まで、心の中からスッカリ消えていた高橋君の事を園子から訊かれて、わたしはギョッとなった。

「何か、蘭に用事があるっていうからさ、蘭は空手部だよって教えたんだけど・・・」
「園子!」
「あ。その顔はやっぱり。告白された?」
「う、うん・・・」

園子はにやにや笑っていた。

「勿論、断ったけど・・・」
「ええっ!?んな、勿体ない!」
「何が、勿体ないのよ!だってわたしは!」
「・・・ん〜、まあそうねえ。今だったら、蘭の王子様は、手の届かない所にいる訳じゃないんだし、可能性はあるもんねえ。やっぱ、他の男と付き合ってチャンスを逃す訳には、行かないわよねえ」

園子が言って、にししと笑う。

「でも・・・」


わたしは、園子に、さっきの出来事を話した。
先生が現れて話が中断した事、そして、先生に寮まで送って貰った事も含めて。

でも、林の中の事は、言えなかった。
自分でも、あれが何だったのかは、分からなかったから。


「へええ!工藤先生が来て、水差してったんだあ」
「うん、まあ・・・結果的には」
「いーや、蘭!もしかして工藤先生、2人の会話を聞いて、わざと邪魔したのかもよ!」
「え・・・?」

いくら何でも、まさかそんな事はないだろうと思う。
けれど園子は、一人盛り上がっていた。

「きっと、工藤先生も、5年前から蘭の事、にくからず思ってたんじゃないの?そして、今回、蘭を追って帝丹高校まで・・・ああ、まるで少女マンガの世界・・・」

園子はうっとりと、夢見る瞳になっていた。

「そ、園子・・・」
「蘭!わたしが応援してるから!頑張るのよ!」


そりゃ、工藤先生が、少しでもわたしに関心を持ってくれているのなら、嬉しいけれど。
その時のわたしは、園子の言葉は全て絵空事としか思えなかった。



(5)に続く


++++++++++++++++++++


<後書き>


このお話。
書き始めた時、蘭ちゃん高校入学の時にしてしまったんですよね。
あちゃ、高校2年の始業式にしてれば良かったと思っても、後の祭り。

いや、何がって言えば・・・この時点で蘭ちゃん、まだ15歳なんですよ。
裏フィクションでも、私の最低限の良心は、ちょいと困るんです。

今回、工藤先生が暴走してくれそうになりまして、やばかった。
いや、いくら何でも、林の中で押し倒したりはしませんけど。
この時点で、蘭ちゃんの意思を無視して強引にxxxも、困る。

手綱を引き締め引き締め、頑張りました。


****


今、旧バージョンの後書きを見て、そうか、工藤先生、暴走しかけたんだなと、苦笑しております。
どの世界でも、蘭ちゃん相手に、余裕がない新一君です。
ちなみに、このお話も旧バージョンとほぼ一緒です。


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