SWEET AFTERSCHOOL



by.中村亮輔様



とある夏の日の帝丹高校。
時刻は午後6時。その為部活も終わり、殆どの生徒は帰ってしまっていた。


そんな無人の高校の保健室にある一組のカップルが談笑していた。


「明日トロピカルランドに遊びに行こうよ。新一。」
「良いけどよ…早く治せよ。」
「うん。」


仲良く談笑中なのは工藤新一、毛利蘭だ。

今日蘭は軽い風邪で倒れ、保健室で寝ていたのだ。
そこに蘭の荷物を持った新一が迎えに来たのだった。


「そろそろ帰ろうぜ、蘭。」
「うん、分かった。」
と蘭は返事したが………一向に起き上がる気配がない。

「おい、蘭?帰らねえのか?」
「………」
「おい、聞いてるか?おーい!」
「………」


全く返事もしない蘭に痺れを切らした新一は布団の中に手を入れ、片手を蘭の背中に、もう片方の手足を固定して強制的に起こした。

「こら蘭。何死んだふりしてんだ。帰……」
新一の言葉は途中で切れた。
何故なら新一の唇が蘭の唇に覆われたからだ。
しかも蘭の舌が新一の口内に入り込み、新一の舌にねっとりと絡まった。
初めてではない蘭からのディープキスにも関わらず場所が場所だけに心拍数が上がった。
蘭からのキスは自分の思いを言葉にしないの蘭の無言のおねだりだ。


「蘭…いいのか…?」
唇が解放された後新一は蘭に訊いた。
蘭は新一の問に無言でコクコクと小さく頷いた。


蘭が頷いたのを確認した新一はベッドから蘭を優しく抱え上げ、ベッドの上に下ろした。
蘭の粒羅な瞳には欲情の色が浮かんでいた。

新一はベッド周りのカーテンを閉め、保健室の扉に鍵を掛けた後新一は蘭にキスをした。
蘭からのよりも深く長くキスをした。
「ん…」
蘭が苦しそうな声を出したので新一は名残惜しそうに口付けを解いた。
二人の唾液が銀の糸となり制服に垂れた。


新一は蘭のブレザーのボタンを外し、隣のベッドに放った。
その後Yシャツの上から蘭の胸を揉んだ。
「あんっ!」
蘭は快感に小さく喘いだ。
その声を聞いた新一はYシャツとネクタイとブラもブレザー同様に脱がし、隣のベッドに投げた。

現れた白く柔らかい果実と種を今度は直に揉んだ。
「ああぁん!」
さっきよりも大きく喘いだ。更に揉み続けると、蘭の呼吸は不規則になり、あられもない声で鳴きだした。
「あん…あふん……やぁん…しん…いちぃ…わたし…もう…い、いっちゃう……」
「いっていいぜ…蘭。」
「あぁん!あああああぁぁぁぁん!」
蘭は背中を大きく反らし、オルガスムスに達しそのままベッドに倒れこんだ。


「感じやすくなったな。」
新一の言葉に蘭は笑いながら答えた。
「新一が私をこんなに感じやすい体に開発したんでしょ。それに新一も……」
蘭は新一の分身を握りながら言葉を続けた。

「…こんなになっちゃって。」
「蘭があまりにも可愛く鳴くからな。」
「もう……馬鹿。(//////)」
新一の言葉に赤くなりながらも、ズボンのチャックを下ろし、下着の間から新一の分身を取り出した。


「次は私がしてあげるね。」
と笑顔で新一に告げた。
その妖艶な笑顔に新一の分身は更に上を向いた。
そしてその宣言通り蘭は分身を直に握り手を前後にスライドさせた。


蘭のスベスベした手に握られた新一の分身は先走りの液を垂らし、それが蘭の手に絡み、ぐちゅぐちゅという卑猥な音を立てた。
「く…あ…」
新一は快感に声が出そうになったが堪えた。

「新一。気持ち良い…?」
「ああ。気持ち良すぎだよ。」
「ふふ♪」
新一の言葉を聞いた蘭は分身の先端に軽く音を立てて口付けた。
そして大きく口を開けて飲み込み、口を上下させた。
「あぁ!」
あまりの快感に新一は声を我慢出来なくなった。
その声を聞いた蘭は嬉しくなり、分身にねっとりと舌を絡めながら愛撫した。


「ら、蘭……で、出ちまう…から…放せ…。」
「いいよ。このまま出して。」
そう答えると蘭は分身を大きく飲み込み、軽く歯を立てた。
蘭のその行為に新一の分身は限界を越え、放出した。


蘭は放出さるた液体を一滴残らず飲み干した。
その後萎れた分身を胸に挟み、愛撫した。


「くあっ…。おい、蘭。何をする気だ?」
「園子から聞いたの。『今度新一君とやるときはあれを谷間に挟んで上下にしごいてあげな。新一君喜ぶから。』って言われたの。」
「(園子のやつ、何企んでるんだ?)」
と探偵モードになり色々考えていたが、蘭の巨乳による愛撫の快感には勝てなかった。


再び分身は先端から液を垂らし、液は蘭の乳房に絡まった。
手の時よりも大きな粘着質の音が無人の保健室に響く。
手より柔らかく、温かい胸に愛撫された分身は再び放出し、放出された液体は蘭の顔や乳房等にかかった。


かかった液体を舐めとりながら蘭は言った。
「いっぱい放出したね。」
「まあな。まさか蘭があんなことしてくれるとは思ってなかったからな。」
「まあね。私も今日初めて知ったんだから。」
「じゃ、そのお礼に…」
と言いながら蘭のショーツとスカートを脱がし、自らも制服を脱ぎ捨て、隣のベッドの蘭の制服の上に放った。
湧水が溢れた秘められた泉に口付け、湧水を飲んでいった。
湧水は枯れることを知らず、どんどん溢れてきた。

「ひゃあぁん!し、新一…あん!」
新一は蘭が何か言おうとするのを豆を軽く噛むことで遮った。


新一は蘭の泉に分身を当てて
「そろそろいいか?蘭。」
と尋ねた。
蘭が小さく頷いたのを見た新一は当てていた分身を一気に蘭の中に入れた。
新一との行為に慣れた蘭は分身をスムーズに受け入れた。


全部入ると同時に新一は腰を大きく振り、抜き差しを繰り返した。


「あん…あふん!新一ぃ…もっと突いて…」
蘭のおねだりに新一は更に突きを激しくした。
「あん…やん…きゃん…あああああぁぁぁん!」
蘭は3回目のオルガスムスに達し果てた。
新一も蘭の中に熱い液体を放出した。


「さぁて。もうすぐ7時だ。帰ろうぜ。」
「うん。」
「トロピカルランドか…俺がコナンになった時以来だな。」
「もう新一、コナンくんにならないでね。」
「わかってるよ、バーロ。」

仲良く歩く二人の前には赤く大きな夕日が地平線に沈もうとしていた。



 (END)



(作者の言葉)
今回は定番(?)の保健室プレーでした。前作よりは進歩したと思います。
あと、蘭を積極的にしましたが、「蘭が積極的なのは嫌だ!」と言う人にはつまらなかったと思います。
これからも試行錯誤を繰り返して、頑張って書きます。
では一足早いですが、良いお年を!



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