LEWDNESS POLICE
by.中村亮輔様
とある日曜日の朝の工藤邸…
そこにこの家に住む夫婦の妻の声が響いた。
「えぇ〜〜〜〜〜〜〜。」
声の主は工藤蘭(旧姓 毛利)だった。
「んだよ、朝っぱらから大声出して…」
そう不機嫌そうに言うのは、この家の主人の工藤新一。
新一は18歳になると直ぐに蘭と入籍した。
そして大学を卒業すると、自宅に念願の探偵事務所を開いたのだった。
「聞いてないわよ!そんな話!」
「そりゃそうだよ。今さっき高木刑事から連絡があって、早朝の会議で決まったそうだ。」
この二人は約30分前からこの調子だった。
それもそれのはず、なぜなら今日この夫婦は今日、東都スタジアムで開かれる、警察のことを知ってもらう為に警視庁が企画したイベントに特別ゲストとして参加することになっているのだが……某刑事達によって事前の打ち合わせから一点が変更されたという趣旨の連絡が入ったからだ。
その一点とは…………………………服装だ。
事前の打ち合わせでは私服で参加する予定だったが、今朝急に
『もしもし、工藤くんかい?実は、今日君達夫婦の服装のことなんだけど………私服で参加してもらうことになっていたけど、さっき開かれた会議で警官の制服で参加してもらうことになったんだ。だから連絡したんだ。制服は男性用と女性用の二種類を届けたよ。それと、ついでにパトカーを近くの駐車場に止めておいたから、それに乗ってくるといいよ。じゃあ僕は準備があるからこれで失礼するね。』
と高木刑事から電話があり、半信半疑で玄関に行ってみると、そこには高木刑事の話通り、警官の制服が男性用と女性用の二種類が置かれていて、そこには
『この制服は君達にあげるから大事に保管しておいてほしい。』
というメモまであり、急いで駐車場に行くと、確かに一台のパトカーが止まっていた。
「おい、蘭。恥ずかしいのは分かるが、早く着替えてくれ。」
「もうっ、分かったわよ。着替えてきます。(//////)あ、そうそう。部屋の中覗かないでね。」
「分かってるよ。バーロ!(//////)着替えたらガレージに来てくれ。」
「は〜い」
そう応え、蘭は寝室の中に入っていった。
それから15分後。
パトカーの点検をしていた新一(勿論、警官の制服で)のもとに蘭が走ってきた。
「新一!遅くなってごめんね。」
「よし、イベント開始時刻までまだ3時間以上あるけども……」
新一は急に話すのを止め、赤くなりながら何かを凝視した。
その視線は、婦警の制服を着こなした蘭に向いていた。
新一の視線に気づいた蘭も赤くなってしまった。
互いに見惚れたことに気づかれないように二人はそそくさとパトカーに乗り込み、発車した。
それから暫く走り、パトカーは東都スタジアムの駐車場に到着した。
蘭は降りようとしたが急に新一に抱きつかれ、動けなくなった。
「ちょっと新一ぃ〜離してよ〜」
「やだ」
そう言うなり新一は蘭にディープキスをした。
「んぐぐっっっ」
蘭が苦しそうな声を出した。
さらに新一は蘭の舌に自分の舌を絡めた。
「んんっっ……はぁはぁ…しん…いちぃ…」
唇を解放された蘭は大きく息を吸い、酸素を求めた。
「もうっ、新一!」
そう言う蘭は目が潤み、頬は真っ赤になり、荒い息を吐いていて、とても色っぽく見えた。
新一はまだ何か言いたそうにしていた蘭をシートと一緒に押し倒した。
「きゃっ、何するのよ!」
「いや、美味しそうな婦警を味見しようと…」
「お、美味しそうなって……あぁぁん。」
新一は蘭の大きな乳房を制服の上から揉んだ。
蘭は新一(のみ)と入籍前から体の関係があったので、感度は最高だったが、更に今自分達は警官の制服を着ていて、パトカーの中という異空間でしている恥ずかしさと興奮でいつもより激しく感じていた。
新一は蘭の制服のボタンを一つ一つ丁寧に外していき、全部外し終えると蘭の大きく美味しそうな乳房と、まるでこうなることを期待して着けたのかと言いたくなるような青い(心なしか透けているように見える)ブラが露になった。
それを確認すると、新一は上半身半裸の蘭の姿をじっくり鑑賞した。
「あんまり……見ないで……恥ずかし…い」
「綺麗だよ、蘭」
そう言うと新一は蘭の背中に手を回し、ブラのホックを外し、ブラを取り去った。
さらに新一はスカートの中に手を突っ込み、ショーツに手をかけた。
その事に気付いた蘭は軽く身を捩って抵抗したが、ゆっくりと脱がされていった。
新一は再び蘭を鑑賞した。
今の蘭が身に付けている物は腕に頼りなげに絡まっている制服とスカート、靴だけだった。
新一の視線が恥ずかしいのか、蘭は固く目を閉じていた。
「蘭…目を開けて…」
と耳元で優しく囁くと、蘭はゆっくりと目を開けて新一を見た。
瞳には、ごくわずかだが、欲情の色が確認できた。
「しんいちぃ…」
蘭の唇は薄く開き、新一を誘っていた。
その求めに応じ、口づけた。今度は蘭自ら舌を絡めてきた。
「くちゅくちゅ」
と車内に淫らな音が響いた。
キスがだんだん深くなると新一は再び蘭の乳房に触れた。
「ああぁん」
その瞬間蘭は甘い声で鳴いた。
「気持ちいい?蘭…」
新一が尋ねた。
すると蘭は
「やぁ…そんなこと…訊いちゃ…やぁ…」
と言いながらイヤイヤをするように首を何回も横に振った。
答えない蘭に新一は乳房の種を指でつまんだ。
「あん、あぁん、やぁん」
蘭の声はさらに甘くなっていった。
新一は手で愛撫していた蘭の乳房の種を口に含んだ。
「ああっっ」
「気持ちいい?蘭?」
「んっ…あん…気持ち…良いよぉ…」
その返答を聞いた新一は空いてる片方の乳房も左手で揉み、右手をスカートの中に入れて脚の付け根を撫でた。
「あん…」
新一に蘭の大事な部分を撫でられた蘭は、声を上げた。
「蘭…びちょびちょだぜ。」
「やぁ…そんなこと言わないで…」
と抗議する蘭の声を無視し、蘭の細い脚を掴み、スカートを捲り上げ、蘭の秘部に口づけた。
「だめ…新一…汚い…」
「蘭の体に汚い所なんかねぇーよ。」
そう言って新一は蘭の愛液を淫らな音を立てながら飲み、陰核を探りだし、舌でこねくりまわした。
「あああぁぁぁん」
さっきのとは比べ物にならない快晴が蘭の体を駆け巡り、あっという間に絶頂に達した。
「なぁ蘭。お前、いつもより感じやすくないか?」
「ば…馬鹿。そんなことないわよ!」
「本当か?」
「うん。」
「ふーん。」
「それにしても、新一もこんなに固くなっちゃって」
と言いながら蘭は新一のズボンのベルトを外し、下着も脱がした。
現れた新一の分身はこれ以上ないほど上を向いていた。
蘭はそれを手で掴むように握り、握った手を上下に動かし始めた。
新一の分身は蘭のすべすべした手に握られたことで垂れた、先走りの液が蘭の掌に流れ、くちゅくちゅという音が立った。
「く……ぁ……
」「気持ちいい?新一?」
「ああ。」
「ふふ♪」
新一の肯定が嬉しかった蘭は新一の分身を舌で舐めた。
最初は舐めるだけだったが、後からはねっとりと舌を絡め、最後は大きく口を開け、新一の分身を加えこみ、いやらしい音を立てながら出し入れした。
「ら、蘭…もう…」
と新一は快感に意識が飛びかけの状態だったが蘭に限界を伝えた。
しかし蘭は離さなかった為に新一は蘭の口の中に放出した。
蘭は放出されたそれを全部飲み込んだ。
「スゲー気持ち良かった。ありがとな、蘭」
新一に礼を言われた蘭は、にっこりと笑った。
乱れた制服姿で口からさっき放出したものが糸になって垂れていた。
その姿を見て新一の分身はまた元気になった。
その事に蘭も気付いたらしく、新一を見つめ、こくりと頷いた。
その合図に新一はまた蘭をシートにゆっくりと倒した。
そして、新一はゴムを着けようとしたが、蘭に
「そんなもの着けないでいいよ。このまま来て。」
という眼差しに新一は着けようとしたゴムをバックに戻した。
そして、分身を蘭の愛液まみれの入り口に当てて、一気に貫いた。
「あああぁぁぁぁんんん」新一との秘め事に慣れている蘭の秘部は一気に奥まで入っていった。
蘭は体を大きく反らし、絶頂に達し、新一は蘭の中に熱い液体を放出した。
暫く二人とも繋がったまま過ごしていたがもうすぐでイベントが始まる事に気付いた。
「はぁはぁ…蘭、そろそろ時間だ、行こうぜ。」
「うん。」
「続きは夜に…な?」
「ば…馬鹿」
二人は繋がりを解き、制服を着直し、何事も無かったようにスタジアムに手を繋いで入っていった。
〈END〉
(作者の言葉)
裏って難しいですね。気付くと、四六時中してました。次は頑張ります。あ、そうそう、警察がパトカーを駐車場に放置することはありませんので。では、また。
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